知られざる地元の名泉とは

「知られざる地元の名泉」はその名のとおり、地元の人たち以外にはあまり知られていないであろう伝統的な素晴らしい温泉(=名泉)を1県あたり100~150箇所ほど訪問し、その中で象徴的な名泉をピックアップしてその魅力を紹介するサイトです。名泉紹介の旅は鹿児島県から始まり、まずは九州、そして全国に広げていきたいと考えています。


温泉の魅力と人の魅力

地元の名泉の魅力は大きく2つあると考えます。温泉の魅力と人の魅力です。そして、当サイトでは後者に重心を置いています。「昔ながらの素朴な浴槽に掛け流される新鮮なお湯」という泉質主義はすでに各所で十二分に語られていますので、温泉のオーナーやスタッフ、常連客といった温泉にまつわる「人」にフォーカスすることでより包括的な温泉の楽しみ方を提供したいと考えています。


治す力と美しくする力

一方で、温泉本来の効用とは何か、ということに関心を持っています。今でこそ温泉に行く目的の大半は精神的な癒しやリラックスですが、そもそもの起源を辿れば、温泉の力とは「治す力」と「美しくする力」です。地元の名泉に浸かれば浸かるほど、話を聞けば聞くほど、本来的な2つの力による効能を実感します。当サイトではその点についても追究していきたいと考えています。


急速に失われつつある名泉

一体、なぜこんなことをやっているのか?と問われれば、「地元の名泉のほとんどがあと10~15年くらいでなくなりそうだから」というのが答えになります。市場では既存顧客の高齢化と施設数の供給過剰で競争環境が悪化している上に経営者が高齢で後継者がいないというパターンが典型化しています。次世代に地元の名泉を残すためには新しい顧客層の開拓と新しい収益モデルの開発が必要です。


若い世代とインバウンド

現状は既存顧客の高齢化によって減少するパイを多数の施設で取り合う構図です。施設が日本の遺産というべき名泉を持続的に運営していくためには新しい顧客層の開拓が不可欠であり、それには若い世代とインバウンドを対象とする他ありません。それぞれのターゲットへの認知を拡大するためのテクノロジーを当サイトでは開発・検証していきます。


収益源の複線化

市場全体で見た場合、今後しばらくは1施設あたりの利用者数が増える見込みはありません。ですので、事業継続のために本来は単価(入浴料)を上げる必要がありますが、毎日利用されている年金暮らしの高齢者のことを鑑みれば、実現は難しいと考えます。そこで、収益源の複線化が必要です。方法は幾つか見えてきつつあるので可能な限り検証したいと考えています。


運営メンバー

大迫 直志

1981年鹿児島県生まれ。京都大学総合人間学部卒業。2004年より2016年まで事業会社にてシステム開発、事業開発、事業企画を担当。温泉・旅・写真がライフワークで、特に鄙びた浴場・ミクロな旅行・ポートレートに関心があります。

知念 健史

1982年大阪府生まれ。ロンドン大学(UCL)大学院DPU都市経済開発課程修了。事業会社、国家公務員、コンサルティング会社を経て現在。ボリビア山中でのシャーマン探しやモロッコでのイマームとの共同生活などを経験し、次は温泉に知られざる可能性を感じています。

Daisuke Inaba

稲葉 大介

1980年大阪府生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学専攻修了。広告代理店で主にプロモーション、PRに携わる。2016年9月よりアンノウン・ジャパンへ参加。日本全県を旅する中で感じた、それぞれの地域が持つ風景や文化の面白さと、温泉の奥深さに惹かれています。

半場 歩

1981年神奈川県生まれ。京都大学総合人間学部卒業。2006年から2016年まで、翻訳・ローカリゼーション業務に携わる。2016年10月よりアンノウン・ジャパンへ参加。メキシコ、スペイン、グアテマラ、キューバなど、スペイン語圏への旅行を趣味にしています。


運営会社

「知られざる地元の名泉」はUnknown Japan Inc.が運営しています。