知られざる地元の名泉

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市の原共同温泉

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脱衣所の前で管理人の佐藤秋文さんと一緒に撮影

大分県別府市新別府にある「市の原共同温泉」を訪問しました。「市の原」と書いて「いちのはる」と読みます。

それではいざ温泉へ!の前に、これなんなんだろう。気になる・・・すごいインパクトです。僕は我慢できずにすぐ調べました。気になる方はググってみてください(笑)。

さて、入浴するにあたって組合員の方以外は、まずこちらのストアで入浴券を購入する必要があります。ストアは温泉の近くにあります。

小さな薬師さんが鎮座する入口に入浴券を入れる箱があります。さきほど買った入浴券を入れていざ浴室へ。

脱衣所です。とても綺麗な木製の棚があります。スペースはそれほど広くはないので3人並ぶとちょっときついかもしれません。

渋いですね!別府の共同浴場の中でも浴槽が全て石造りなものは数少ないのではないでしょうか。こちらの浴槽は80年前に全て御影石で造られたそうなのですが、今も大切に使用されています。

源泉は65℃ある塩化物泉で、湯船の温度は41~2℃程度に調整されているそうです。

元々鳶職をされていたという八郎さんは、毎日いらっしゃる常連さん。ここの綺麗でやわらかいお湯が好きとのことでした。お湯に劣らず笑顔が素敵です!

こちらの温泉を管理している地域の協同組合長の秋文さんです。温泉の管理は全てボランティアで行っているそうです。温泉は地域の方が井戸端会議をする場となっていて、今後もそういったコミュニケーションの場を大切に守り続けていきたいと考えていらっしゃるそうです。古き良き共同浴場の雰囲気が今に残るとても貴重な温泉でした。

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温泉:市の原共同温泉(いちのはるきょうどうおんせん)
住所:大分県別府市新別府7組-2
電話番号:なし
所要時間(車):大分市中心部から35分、大分空港から42分
駐車場:なし
営業時間:05:30~22:00
定休日:年中無休
入浴料:200円