湯之元温泉

湯之元温泉

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オーナーの羅勝義さんと旅館入口で撮影

宮崎県西諸県郡高原町蒲牟田にある「湯之元温泉」を訪問しました。源泉はすでに江戸時代に発見されていたという歴史ある温泉です。

明治35年から温泉保養所として営業を開始されています。

受付では美人姉妹が明るい笑顔で迎えてくれます。右側がオーナー勝義さんの奥様の礼奈さんで、左側が奥様の妹の真子さんです。

脱衣所は広々としていてきれいです。

こちらの温泉の特徴はなんといっても炭酸です。こちらの高濃度炭酸泉はかなり冷たく、入ると皮膚が痛みを感じるほどです。浴室は女性用も全く同じ作りだそうです。

浴槽の底から絶え間なく冷鉱泉が湧出していて、ぷくぷくと浮き上がる気泡を見ることができます。炭酸の濃度は天気や季節によって異なるそうです。

手を入れるとあっという間に気泡が付きます。

常連のヒロシさん(左)と重昭さん(右)です。重昭さんはお祖父さんに連れられて小学3年生からこちらの温泉に通っているそうです。1時間以上かけて入られる方もいるそうです。

こちらは露天の中濃度炭酸泉です。少し加温してあって入りやすいです。加温したことでやや色が変わっています。勝義さん曰く、将来はこちらの露天風呂を大きくする計画もあるそうです。

こちらは源泉の冷鉱泉をしっかりと温めた内湯です。加温によって鉄分が酸化した結果、色がかなり濃くなっているのがわかります。鉄分が多く、休館日は配管の詰まりをなおすので大変だそうです。

冷鉱泉の水汲み場にはこの日も多くの方が訪れていました。冷鉱泉には飲む以外にも様々な用途があるそうです。

こちららは冷鉱泉で炊いたご飯です。少し緑がかっていてもちもちした食感が人気だそうです。僕らもいただいたのですが、たしかに美味しいです。

湯之元温泉のすぐ近くには神武天皇が幼年期を過ごしたという「宮の宇都」があります。

敷地は狭いのですが、大木があり、独特の雰囲気を感じられます。

 

温泉:湯之元温泉(ゆのもとおんせん)
住所:宮崎県西諸県郡高原町蒲牟田7535
電話番号:0984-42-3701
所要時間(車):宮崎市中心部から51分、宮崎空港から49分
駐車場:約60台
営業時間:10:00~22:00
定休日:毎月第1水曜日
入浴料:500円

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