竹瓦温泉
受付をされている脇節代さんと館内の休憩スペースで撮影
大分県別府市元町にある「竹瓦温泉」を訪問しました。別府を象徴する温泉と言われていますね。受付をされている節代さんによれば、明治12年創業時は「竹」屋根葺きだった建物を昭和13年に改築するときに「瓦」葺きにしたことから「竹瓦」という名称になったそうです。
受付では節代さんが優しく親切な対応をしてくれます。
館内です。天井が高く、圧迫感がありません。レトロな雰囲気も良いですね。
脱衣所は使い込まれていますが、非常に綺麗です。
歴史を感じさせる浴室です。浴槽は大きめに作られています。別府の温泉は概ねそうですが、慣れていないと熱く感じると思います。節代さんによれば、平日の朝は45℃以上を好まれる常連さん向けに、土日の朝は観光客の方向けに加水して入りやすく温度設定しているそうです。
こちらが源泉、熱いです！
毎朝いらっしゃる常連の元春さん84歳です。素敵な笑顔ですね。この日は入浴客が少なく、「貸切だね～」とうれしそうにおっしゃっていました。
こちらは砂湯です。
大きく2つのスペースがあり、1回につき1スペース8名で使用します。最近は外国人の方に人気で、みなさん「good!」と言って喜ばれるそうです。入ると血行が良くなるので足の痛みなどによく効くんだとか。
受付をされている節代さんです。大事にしていることは、お客さんひとりひとりとの会話をできるだけ丁寧に行うことだそうです。日本全国、さらに海外から様々なお客さんがいらっしゃるので、ひとつひとつの言葉のちょっとしたニュアンスの違いでトラブルになることもあり、気をつけているとのこと。また、毎日数十人いらっしゃる海外の方には英語で説明できるように勉強しているそうです。別府を象徴する温泉、さすがの心配りですね。
温泉：竹瓦温泉（たけがわらおんせん）
住所：大分県別府市元町16−23
電話番号：0977-23-1585
所要時間（車）：大分市中心部から21分、大分空港から44分
駐車場：60台（北浜海岸駐車場）
営業時間：06:30～22:30（砂湯は08:00～20:45のチケットが完売したら）
定休日：年末の第3水曜日及び浴槽点検日（砂湯は毎月第3水曜日）
入浴料：100円（砂湯は1030円）
