天草ゆ楽園
オーナーの竹本亨さんと食堂で撮影
熊本県天草市新和町碇石にある「天草ゆ楽園」を訪問しました。サッカーボール型の珍しい外観です。オーナーの亨さんは東京の大学を卒業後、そのまま、東京で就職されていたのですが、お父様が開業されたのを機に天草に戻られました。ゆ楽園自体は平成7年から営業しています。
受付では従業員の方が丁寧に出迎えてくれます。ちなみに奥に見えるユニフォームはヤクルトの山中選手のものなのですが、なんと亨さんの奥様のご親戚だそうです。
脱衣所には鍵付きロッカーもあります。見ていただくとわかりますが、ロッカーにはたくさんの衣類が入ってます。ゆ楽園、お客さんが多いです。この日も地元のお客さんがひっきりなしに来ていました。
浴室にはぬる湯、水風呂も含めると3つの浴槽があります。亨さんによれば、元々は温泉が出ることを期待しておらず、水が出れば十分と思って掘削したところ、「たまたま感じの良い水が出た」そうです。そして、それが、「やわらかい水」として評判を呼び、開業以来、たくさんのお客さんが来るようになったとか。曰く、「死ぬかと思うくらい人が来た」そうです（笑）。5年間、ほとんど休みがなかったとか。
この冷鉱泉、ほんとに良いです。pH値が10を超えているそうなのですが、入った瞬間に違いを感じられます。ツルツルの状態が日によって異なるそうですが、とくに梅雨の時期はツルツルしているそうです。一方でお風呂から上がるとサラッとして気持ち良いです。
週に2,3回は必ず来ているという常連客の一成さんです。お湯に入って、サウナに入って、水風呂に入ってを2時間位繰り返していらっしゃいました（笑）。すごい体力です。
ゆ楽園には食堂も併設されています。亨さんは「お店は自分ができることの表現」と考えており、椎茸・鶏卵・米・白菜など、できるだけ自分たちで作ったものを提供しようと努力されています。さらに長期的な視点で周りの自然を活かした魅力作り、ということも検討されているということです。今後のゆ楽園がたのしみです。
温泉：天草ゆ楽園（あまくさゆらくえん）
住所：熊本県天草市新和町碇石81-8
電話番号：0969-46-3926
所要時間（車）：熊本市中心部から2時間9分、熊本空港から2時間17分
駐車場：約10台
営業時間：平日11:00～22:00、土日祝10:00～22:00
定休日：毎週火曜日、元旦
入浴料：410円
