人吉温泉 堤温泉

人吉温泉 堤温泉

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 堤温泉を運営する「繊月酒造」常務の田中泰昭さんと酒蔵にある試飲スペースで撮影

堤温泉を運営する「繊月酒造」常務の田中泰昭さんと酒蔵にある試飲スペースで撮影

熊本県人吉市新町にある「人吉温泉 堤温泉」を訪問しました。創業は1921年、なんと大正時代からある温泉です。人吉温泉では昭和初期の頃に温泉採掘ブームがあったそうで、その頃の創業が多いのですが、それらよりも古くから存在しています。そして、この外観!雰囲気いいですね。さる著名な旅行作家の方からも「この建物には手を付けない方がいいですよ」と言われており、古いままで残していているそうです。

中に入ると番台があります。防犯カメラはありますが、基本は無人です。料金は200円で、泰昭さんによれば、この料金設定には人吉のお客さんへの恩返しという意味が込められているそうです。地元の人が集まって交流する場になってくれればそれでいい、という思いで低料金設定を続けていらっしゃいます。

脱衣所です。着替えや荷物は脱衣所にあるカゴに入れることになります。鍵付きのロッカーもありますが、貴重品はなるべく車の中に置いてくる方がよいと思います。

浴室です。泰昭さんが「シンプルイズベスト」と評する通り、シンプルながらも味がある作りです。ちなみに浴槽の右側は浅くなっていて寝湯のような形で入ると気持ちいいです。

湯口からは大量のお湯が流れ出ています。入浴感、良いです!お湯はつるつるとしていて、触れていると長湯したくなります。営業時間の中で、朝8時から10時までが清掃時間なのですが、その時間内にも待ちきれないとやってくるお客さんもいるとか。「掃除しているともうね、並んでいらっしゃるんですよ(笑)、だから、時間前でも入れてあげることもありますよ(笑)」と泰昭さん。杓子定規じゃない感じ、素敵です。

ご夫婦で毎日通われている佳年生(かねお)さんです。元々は奥様が温泉がお好きで、送り迎えをしているうちにご自身も温泉にハマったそうです。

さて、温泉のすぐ隣には繊月酒造の酒蔵があります。酒蔵見学が可能で、この日も観光バスでたくさんの人たちが見学に訪れていました。ちなみに365日、たとえ一人であってもきちんと案内をするというのがポリシーだそうです。見学コースの最後には試飲スペースが用意されており、人吉城址を窓の外に見ながら各種銘柄を試飲することができます。現場で作業されている人たちが直接お酒の案内をしてくれます。

私も実際にいくつか試飲をさせてもらいました。「川辺」という焼酎を飲ませていただいたのですが、口に含んだ瞬間の香りが格別でした。温泉と焼酎という人吉の2大文化を堪能できるこの場所、おすすめです。

 

温泉:人吉温泉 堤温泉(ひとよしおんせん・つつみおんせん)
住所:熊本県人吉市新町1
電話番号:0966-22-3207(繊月酒造)
所要時間(車):熊本市中心部から1時間15分、熊本空港から1時間9分
駐車場:約4台
営業時間:05:00~08:00、10:00~23:00
定休日:年中無休
入浴料:200円

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