吉松温泉郷 原口温泉
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オーナーの能勢正昭さんと受付スペースで撮影
姶良郡湧水町鶴丸にある「吉松温泉郷 原口温泉」を訪問しました。原口温泉は大正初期に掘削されており、100年以上の歴史があります。建物自体は30年前に改築されたそうです。
脱衣所は籠のみの設置となっています。
お湯は非常に濃い色のモール泉です。地元では「コーヒー温泉」と呼ばれています。お客さんは地元の方が中心で、皮膚や汗疹に効くそうです。昔は湯治目的で遠くから馬車でいらっしゃる方もいたとか。水は飲んでもいいということで、遠く関西や四国からも注文があります。
源泉は45℃のものと80℃のものを混合しています。熱すぎるということもなく、気持ちの良いお湯でした。
常連の瑞夫さんです。定年を機に大阪から鹿児島に戻り、今ではほぼ毎日、原口温泉に通っています。コテコテの関西弁で非常にノリが良い方でした。短い時間でしたが、阪急石橋の話で盛り上がってしまいました笑。
湯治棟もありますが、今はあまり使われていません。
オーナーの能勢さん夫妻です。正昭さんは元々は駅前で酒屋さん等を経営されていましたが、60歳のときに先代のオーナーから原口温泉を引き継がれたそうです。それから30年、現在は90歳になられています。ご夫婦仲がすごく良さそうで、優しい奥様には席を用意していただいたり、飲み物をいただいたり、色々と気を使っていただきました。ありがとうございました。
温泉：吉松温泉郷 原口温泉（よしまつおんせんきょう・はらぐちおんせん）
住所：鹿児島県姶良郡湧水町鶴丸1172
電話番号：0995-75-2045
所要時間（車）：鹿児島市中心部から1時間1分、鹿児島空港から30分
駐車場：50台
営業時間：07:00～19:30
定休日：年中無休
入浴料：250円
