雲仙小地獄温泉 雲仙温泉 青雲荘

雲仙小地獄温泉 雲仙温泉 青雲荘

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(2023/08/27)【更新】現在の青雲荘は国民宿舎ではなくなったそうです。画像と施設情報の一部について最新化しました。ご連絡いただき、状況をお知らせいただいた方、ありがとうございました。
— 知られざる地元の名泉・大迫

取締役総支配人の森保啓さんと玄関で撮影

長崎県雲仙市小浜町雲仙にある「雲仙小地獄温泉 雲仙温泉 青雲荘」を訪問しました。

(2023/08/27)【画像追加:左が取材当時、右が2023年現在】青雲荘の建物はとても立派です。内装もリニューアルされていて、とても綺麗だそうです。

受付では青雲荘のスタッフの皆様が笑顔で迎えてくれました。女性陣、華やかですね!

脱衣所は綺麗で清潔です。全て無料の鍵付きロッカーとなっていますので貴重品をお持ちの方でも安心です。

自然に囲まれた環境にある大きな露天風呂には真っ白なお湯が注がれています。こちらの露天風呂の周りに植えられている植物は全て雲仙特有の植物で、雲仙を堪能してもらいたいとの青雲荘の思いがあるそうです。

青雲荘の温泉はPH4.3の弱酸性の単純硫黄泉で肌に優しく入りやすい温泉です。あせもやニキビなどの皮膚病に良く効くそうです。こちらの温泉は昔から薬湯として使われていた歴史もあり、今でも持ち帰って洗顔などに使用される方がいらっしゃるんだとか。

年に数回は家族で唐津から青雲荘へいらっしゃる裕之さんは、こちらの温泉の白さ、香り、肌触りの大ファンとのことでした。こちらの温泉に入ると「温泉に来た~!」と心から思われるそうです。その感覚、わかります(笑)。

(2023/08/27)【画像追加:左が取材当時、右が2023年現在】青雲荘には大きな内湯もあります。こちらも真っ白なお湯で満たされています。

雲仙温泉 青雲荘は昭和34年7月に「雲仙ユースホステル」として創業開始されました。当時は日本で一番大きなユースホステルだったそうです。

通常は公開されていないのですが特別に源泉である小地獄を見せていただきました。日本にある「地獄」といわれる多くは公的な所有物なのですが、こちらの小地獄は非常に珍しい民間所有のものとなります。この小地獄温泉の歴史は古く、吉田松陰も立ち寄ったと記録に残っているそうです。こちらの源泉をそのまま直接青雲荘へ送っているので、常に青雲荘のお湯は新鮮な状態に保たれています。なんでも、こちらの小地獄、少し前に急に湧出する場所が変わるという現象が発生して、温泉を引きなおすのに大変だったそうです。地獄が動くって・・・・自然の力は凄いですね!

 

温泉:雲仙小地獄温泉 雲仙温泉 青雲荘(うんぜんこじごくおんせん・うんぜんおんせんせいうんそう)
住所:長崎県雲仙市小浜町雲仙500-1
電話番号: 095-773-3273
所要時間(車):長崎市中心部から1時間13分、長崎空港から1時間18分
駐車場:200台
営業時間:11:00~18:00
定休日:年中無休
入浴料:880円

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