長泉寺 薬師湯

長泉寺 薬師湯

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 住職の芹川和教さんと薬師湯の前で撮影

住職の芹川和教さんと薬師湯の前で撮影

別府市亀川野田にある「長泉寺 薬師湯」を訪問しました。長泉寺は龍巻地獄の近くにあるお寺です。薬師湯はお寺の敷地の中にあります。

温泉に入る場合、お寺に到着したら奥にある住職がお住まいの家のインターホンを鳴らして入浴の許可を取ります。

玄関では85歳の貞子さんが笑顔で迎えてくださいました。貞子さんは先代の住職の頃からこちらのお寺のお手伝いをされているおばあちゃんです。温泉に入る場合はこちらでお賽銭を箱に入れます。お賽銭なのでもちろん金額は決まっていないので、お気持ちを入れてください。そしてノートに署名していざ温泉へ。

入浴の許可を取ったら入口の近くにある浴場へ。こちらの温泉はお一人や友人・家族と貸し切りで利用します。基本的に扉が閉まっている時は誰かが入っている時なので、その際は入浴が終わるまでゆっくり待ちましょう。中に入ると右手に脱衣スペースがあります。

こちらの建物と浴槽は50年前からずっと利用されているものだそうです。浴槽は大きくはなく、2人用くらいのサイズです。建物も浴槽も小さいですが、雰囲気がとても良く、窓から入ってくる光も心地よくて、入浴するとホッと落ち着きます。

浴槽の中には源泉かけ流しで綺麗なお湯が注がれています。加水などもなく温泉100%です。湯温は43℃~44℃程度あり、お湯があついとけっこう言われるのだとか(笑)。

若くして別府八湯温泉道名人会に参加されている優太さんです。名人会の若きホープであり、温泉愛に満ち溢れています。時間があると温泉めぐりをされているそうです。最近は別府以外の温泉もまわられているそうです。

長泉寺は1044年から歴史のあるお寺で、応仁の乱での焼失など幾多の困難を乗り越えているお寺です。後冷泉天皇がこちらの温泉で湯治し病気を治したことから、浄土宗としては珍しく本尊は薬師如来だそうです。本当に昔から温泉と共にあったお寺なんですね。こちらの温泉ファンも多く、全国からこの由緒ある温泉に入浴しに来られるそうです。またご住職の和教さんとの会話には学びや発見が沢山あり、いつの間にか話込んでしまいます。また会ってお話したいと思わせる和教さんの魅力も多くの人を惹きつけているんだなと感じました。

最後にこちらの温泉の特徴の1つをご紹介します。浴槽の周りに水の入ったバケツや洗面器が置かれているのですが、これは温泉を冷ましたものになります。お湯があつい際に水ではなくこちらの温泉で温度を下げることで、温泉が薄まらないようになっています。このこだわりは温泉ファンには嬉しいですよね!この温泉を使った際は、再び温泉を入れて元の場所に置いておきましょう。

 

温泉:長泉寺 薬師湯(ちょうせんじ・やくしゆ)
住所:大分県別府市亀川野田800-6
電話番号:0977-66-4013
所要時間(車):大分市中心部から36分、大分空港から40分
駐車場:6台
営業時間:10:00~16:00
定休日:不定休
入浴料:お賽銭

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